タカミネ創業25周年を記念した1987年の初号機以降、毎年、ひとつのテーマを元に高い技術力を駆使して製作されるLTDシリーズ。
2021年限定モデルは、タカミネ工場の拠点である岐阜県にて400年以上代々伝わる「正藍染」という技法をテーマにした作品です。正藍染とは、合成藍や化学物ではなく、藍草の葉を原料として染め上げる技法のことを指し、合成素材の物よりも明るく透明感のある色合いがあり、耐久性も高いのが正藍染の特徴です。

Takamine LTD2021 Blue Rose

ボディ全面生地着色によるブルーのグラデーションで塗り上げられており、落ち着きながらも風合いのある佇まい。 また、ボディパーフリングにアバロン貝を採用、藍色の風合いとの組み合わせも絶妙です。高峰工場でのレーザーカッターを使用した美しい指板インレイは、モデル名の通り「青い薔薇」を象った物。こちらには正藍染で染め上げられた木材を使用しており、独特で絶妙な色合いを堪能することができます。
ボディスタイルは国内800シリーズにて採用されているラウンドショルダースタイルを採用。スケールは独自の630mmのショートスケールを組み合わせ、サペリのサイド＆バック材も相まってふくよか且つパワフルなサウンドをご堪能頂けます。
プリアンプモデルは合計18Vの電圧での広いヘッドルームによる幅白いサウンドメイキング力に定評のあるCT4-DX(DMP)を採用。非常に効きの範囲の広い4バンドイコライザーに加え、2チャンネルノッチフィルター、オプションによってデュアルマイクコントロールモードも搭載可能。タカミネプリアンプモデルの中でも最も幅広いサウンドメイキングが可能なハイエンドプリアンプです。

CT4-DX(DMP)プリアンプ

006P/9Vバッテリー×2の18V高電圧ドライブにより、かつてない余裕のヘッドルームを実現。
音量の最小/最大幅が大きいアコースティック・ギターの広いダイナミックレンジを充分に満たし、優しく奏でる穏やかな爪弾きから弦の揺れが見える程のハード・ピッキングまで、ピュアで歪みのない豊かなサウンドを実現します。

TOP : SOLID SPRUCE
BACK : SOLID SAPELE
SIDES : SAPELE
NECK : MAHOGANY
FINGER BOARD : STRIPED EBONY
SCALE : 630mm
NUT WIDTH : 42mm
PRE-AMP : CT4-DX（DMP）
COLOR : CBG (Charcoal Blue Green)
WITH HARD CASE : HC-800

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