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先日、オランダのインターネットラジオ(intergalactic fm)を聴いていた時、日本の昭和ディープ歌謡が突然流れ出し、思わず聴き入ってしまいました。海外の最新音楽と実に違和感なくDJが繋いでいたのです。その手の歌謡曲に使われるアコーディオンの音色を耳にしていた世代ではなく、集中して聴く機会もこれまでなかったのですが聴いているうちに、哀愁漂う音色が新鮮!カッコ良いと思えたのです。その感覚を体現しているバンドが、東京大衆歌謡楽団。

東京大衆歌謡楽団

昭和歌謡の音や歌詞に魅了され、東京の下町を中心に街頭演奏や単独公演を行い続け、主に口コミで人気は広がっていき、活動範囲も日本全国、さらには台湾にまで広げています。

 


 

令和の今、大正ロマン (洋服や着物、眼鏡など) や昭和レトロ (ネオンの看板やインスタントカメラなど) というワードやグッズがリバイバルする中、 楽器でもアナログレコードプレイヤーがロングセラーとなっています。Bluetooth 機能が搭載してあるプレイヤーもあり、中にはその機能を生かし、スピーカー単体として使用される方もおられます。

私自身、レコード世代ではないのですが、学生時代にあったDJブームから、曲によってはレコードで購入しておりIONのレコードプレイヤーからBossのBluetoothスピーカーに飛ばすと、かなり良い音質で曲を楽しめるので重宝しています。世界中でのレコードブーム到来で、昔 数万円もした名盤がお手頃価格で、たくさん再発(リリース)されているのでレコードに関しては、買い時です。

大正時代にまで さかのぼると、現在のようなLP盤ではなく、SP盤と呼ばれるレコードを高速回転させ蓄音器で聴かれていました。針もたった一、二回程度しか使えない消耗品。

日本は軍歌が圧倒的に多かったのですが、世界中のSP盤の音源を聴ける盤(世界のSP音源100)もありますので、ぜひレトロな音を楽しまれてください。

また、インテリアとしてレコードを飾るのもオススメ!こういった事↓が出来るのもレコードの醍醐味です。

大正ロマンを象徴する竹久夢二のイラストより

少し私的な方向に話はそれますが、京都という土地柄、よく出回っているアンティークの着物にも興味があり、そこから大正ロマンという言葉と世界観を知る事となりました。

大正ロマン



 

音楽もアンティーク着物も好きなので、和洋折衷な着物の格好で演奏してサマになる楽器はなんだろう?と考えた時、大正琴を思いつき、ルーツや歴史について調べていたところ …、その昔、大正琴を普及させたのは、実は弊社であったのです。

大正時代、学校ではピアノやオルガンを使って音楽教育が進み始めたものの、
一般の家庭では手軽に音楽を楽しめる楽器がないことを憂い「もっと 人々の身近に音楽を」と庶民向けに発されたのが大正琴でした。

ヨーロッパでタイプライターを初めて見た明笛の奏者森田吾郎が、江戸時代からあった二弦琴と二つの構造を組み合わせて、庶民への想いを込めて作られた楽器です。

 

当時の大衆楽器と言えば、ハーモニカや手風琴 ( アコーディオン ) が主流で、大正琴はなかなか普及されませんでした。 しかし、大正3年に第一次世界大戦が始まると、それらの輸入が止まり、これらの楽器の本格的な国産化が始まるまで、 大衆楽器は品薄の状況が続きました。

 

そんな中、老舗楽器店の「十字屋」( 弊社 ) が大正琴に注目して販売に乗り出すと、 全国の楽器店も次々と追随し、瞬く間にブームが訪れたそうです。大正琴は、西洋の文化への憧れと日本の伝統の音をかけ合わせた、まさに大正ロマンの世界感や音を楽しめる楽器です。

 

ここで紹介した昭和歌謡や大正時代のレトロ楽器は、食べ物で例えると、本場の中国やインドから着想を得、独自の進化をし、世界中から愛される日本のラーメンやカレーのようなもので 実はとても日本らしさが出ている音楽や楽器なのかもしれません。

世界中で、様々な国の様々な時代の音楽が身近に楽しめる時代となった今、新鮮な音というのは、決して目新しいものだけではなく、 全く違う感性 ( 時代背景や地域性 ) で作られたものへと間口が広がっています。

昭和・大正時代、また日本に限らず、時代や国境を超え、流行していたレトロな楽器や音から、想像を超える新鮮な感覚や発見を得られてみては ?

【大正琴、アコーディオン 、ハーモニカ それぞれレッスン 開講中!】
お問い合わせ (十字屋カルチャー) j-culture@jeugia.co.jp